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ユーキャンの日本語教師の評判は?決め手はココ!

 

資格取得と聞いて思い浮かべる会社で一番多いのはユーキャンではないでしょうか。

毎年その時代に合わせた人気の有名人を起用したCMを放映しているので、お茶の間の浸透率は高くユーキャンを知らない人の方が少ないのではないかと思います。

 

もしかしたらこのページをご覧になっている方の中にもユーキャンで資格を取得したことのある方、あるいはこれから受講を考えている方もいるのではないでしょうか。

そのぐらい、ユーキャンは他の教育系の会社と比べて高い知名度を誇ります。

 

そんなユーキャンですが実は日本語教師を目指せる講座もあります。

ユーキャンには「日本語教師養成講座」というものがあり、2018年の8月開講と比較的最近出来たばかりの講座になりますが、日本語教育の増え続けるニーズに合わせて新しく開講したのでしょう。

 

新しく出来たばかりの講座なので不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは大手ユーキャンということもありカリキュラムも教材も高水準の内容となっています。

ここではユーキャンの「日本語教師養成講座」のポイントについて解説していきますので、受講を考えている方は是非参考にしてみてください。

通信講座で日本語教師に

 

ユーキャンの講座を解説する前に、皆さんは日本語教師を目指す方法が何通りかあることをご存知でしょうか?

日本語教師を目指す方法は、「日本語教師養成講座の修了」「試験に合格」「大学で日本語教育を専攻」の3通りがあります。

日本語教師に資格はいらない?目指せる3つの道 みなさんは日本語教師という職業をご存知でしょうか? 日本人の皆さんにはあまり馴染みのないお仕事ですが、...

 

この3つの中で、大半の方が文化庁の定める日本語教師養成講座を修了して日本語教師になられる方がほとんどです。

文化庁が定める講座は通学制のカリキュラムが含まれていないと駄目で、ユーキャンは通信教育専門の会社になりますので、ユーキャンで日本語教師を目指すのであれば日本語教育能力検定試験に合格することが条件となります。

 

通信講座のメリットとしてはやはり時間に融通が利くという点でしょう。

通学課程で講座を修了するとなった場合、最低でも文化庁が定める方針で最低でも420時間もの時間を講義を通して学ばなければなりません。

また必然的に学校に通わなければなりませんので働いている社会人の方など忙しい方にとっては勉強を続けていくこと自体が正直難しいです。

 

対して通信講座だと時間場所を問わず自分のやりたいタイミングで勉強に取り組むことが出来るので、最後まで勉強を続けやすいといった魅力があります。

どんなに日本語教師になりたいという意欲があっても、時間が確保できなければ目指すことすら出来なくなってしまいます。

 

なので、初めから時間に余裕がないことが分かっている方は、無理に学校に通わず通信講座を利用し試験に挑戦するのがベストです。

 

↓↓通信講座が向いている方はこちら↓↓

・時間に余裕のない方

・日本語教育能力検定試験の合格を目指したい方

・独学で試験に挑むのが不安な方

学習期間8ヶ月で合格が目指せる

それではユーキャンの通信講座にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ユーキャンで受講するメリットは大きく分けて2つあり、1つ目は試験の合格をなるべく短い期間で目指せることです。

 

日本語教師の学習分野はとにかく範囲が広く、前述した通り通学では420時間以上もの講義を受けないと修了することができません。

日本語教育能力検定試験に対応した通信講座でも通学と同等の学習量が必要となり、学習期間は平均でも1年以上は掛かります。

 

同じ通信講座で日本語教師を目指せるアルクの教材も、標準学習期間は12ヶ月と定めらています。

それに対してユーキャンの講座では標準学習期間は8ヶ月と、アルクより4ヶ月短縮して検定試験の合格を目指すことができます。

 

これはユーキャンの教材が、試験に出題される内容を絞ったピンポイント学習で無駄なく効率よく学習できるように作られているからです。

範囲を絞っているので試験で満点に近い点数を叩き出すことは難しいですが、しっかりと学習を進められていれば着実に合格点を出すことはできるでしょう。

 

もちろん8ヶ月での試験合格はユーキャンが定めるペースで学習することが条件で、自己流で学習を進めていくと学習期間は大幅にズレる可能性があるので注意が必要です。

また、他の教材で既にある程度の学習をされている方は、必要な分野だけ勉強し直せばいいので、8ヶ月という期間よりもさらに短く試験に挑むことも可能です。

安価な受講料

ユーキャンで受講するメリットのもう1つはとにかく受講料が安いことです。

 

日本語教師になるための費用は大学に通う場合は数百万、社会人向けのスクールでも40~60万前後掛かります。

その点、通信講座は施設の維持費や教員への給料の支払いなどが発生しませんので、10万前後と安価な受講料で済ませられます。

 

大学や社会人向けスクールと比較しても圧倒的に価格を抑えられますので、経済的に通学で通うのが難しいという人は通信講座が最適です。

そんな通信講座の中でもユーキャンは更に安価な受講料で講座を提供しており、何と59.000円で受講することができます。

 

下記記事では各スクールや通信講座で日本語教師になるための費用を比較していますが、色んな学校と比べても断トツで安いことが分かるでしょう。

全20校!日本語教師養成講座の費用を徹底比較! 日本語教師を目指せる学校は全国にたくさん存在しますが同じ日本語教師を目指す講座でも、学校が違えば授業の内容や受けられるサポートも...

 

同じ通信教育のアルクの講座が約10万程なので、その半分ほどの費用でユーキャンなら勉強することができるのです。

あまりに安すぎると返って不安になるかもしれませんが、そこはユーキャンという知名度も高く安定している会社なので教材やカリキュラムはしっかりしています。

万が一教材の質などに不満がある方は、教材到着後8日以内であれば返品することも可能なので返品制度を利用してみるといいでしょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

通信講座で日本語教師を目指すのであれば、個人的には今回取り上げたユーキャンかアルクの2択だと思っています。

アルクというと英語教育のイメージが強いかもしれませんが、日本語教育の分野でもかなり力を入れています。

 

ユーキャンはとにかく受講料が安く早く検定試験に合格したい人向けで、アルクはより安定して合格を目指したい人向けの教材内容となっています。

日本語教育能力検定試験は合格率20%台とかなり高難易度な試験となっていますので、受講料の安さも大事ですがそれ以上に教材の質がとにかく重要です。

 

それに対して、アルクの教材は通信講座でありながら合格率66%と驚異的な数値を出しており、受講生から多くの合格者を輩出しています。

ユーキャン独自の合格率は公表していないので断言は出来ませんが、恐らくアルクの合格率の数値は数ある通信教材の中でも1番と言っていいほどの実績だと私は思います。

 

ただ、高い合格率の反面、受講料はユーキャンの倍近い値段となっており、ここら辺は一長一短なのでより自分に合った講座選びをすることをお勧めします。

アルクが販売している「NAFL日本語教師養成プログラム」について詳しく知りたいという方は、下記記事も宜しければ参考にしてみてください。

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