コラム

日本語教師はこんなにも楽しい!やりがいを徹底解説!

 

皆さんは仕事をする上で、何を一番大切にされていますか?

 

給料、労働時間、通勤距離、職場の雰囲気、役職につけるかどうか、など働く上で抑えておきたいポイントは人それぞれ違うことでしょう。

一概にこれだけは絶対に抑えておきたいと言えるものはありませんが、仕事のやりがいや楽しさを第一に考える人は一定数いるかと思います。

 

人生の大半は仕事をする期間にあたるので、仕事にやりがいを感じられなければ人生も楽しいと感じられないでしょう。反対に仕事に楽しさを感じられれば多少不安があるものもある程度は許容できたりするものです

 

それぐらい仕事を楽しく感じられるかどうかは大切なことです。

 

それでは日本語教師にはどんなやりがいが楽しさがあるのでしょうか。

実際に日本語教師として働いている人の大半が感じている日本語教師の仕事の魅力についてご紹介します。

 

生徒の成長を実感できる

 

日本語教師の仕事の中でも一番の魅力と言ってもいいのが、生徒の成長を肌で感じられるところです。

最初は挨拶ぐらいしか話せなかった生徒が、授業で教えていく過程で色んな日本語を覚えていく姿を見られるのは感慨深いものがあります。

最後の授業の方になると日本語で滞りなく会話ができる生徒も出てくるので、授業を重ねるごとにどんどん楽しみが増していくことになります

 

もちろん人に物を教えるのは大変なことなので、苦労することも多々あるかもしれませんがその分やりがいがあるとも言えるでしょう。

 

世に役立つ仕事をしている

 

どんな仕事でも大抵何かしらの役には立つものですが、中でも日本語教師の役割は世の中に大きな貢献をしています。

日本語教育を通じて海外の人が日本の語学や文化に触れることで、日本への理解が深まり日本のことを好きになる人も増えていきます

 

昨今は国籍や民族が異なる人たちが互いの文化や価値観を尊重して共に暮らしていく多文化共生が推奨される時代ですので、日本を好きになる外国人が増えるほど多文化共生の実現を進められることでしょう。

 

また、英語のようなグローバルな言語は扱える人も多いので世界各地のどこでも学びやすいですが、日本語を教えられる人は基本的に日本人が大半なので教えられる人も限られています。

教えられる人数に対して、世界では約400万人近くもの日本語学習者が存在しますので、日本語教師は世界から見ても希少価値が高いお仕事なのです。

 

新しい発見が多い

 

日本語教師になってから価値観が変わった人や新しい発見に出会えたという人は凄く多いです。

仕事の特性上、日本人とは違う価値観を持つ外国人の方々を相手に仕事をしていくからです。

 

海外で働く場合は受け持つ生徒は勤務先に住む国の人が多いですが、国内の日本語学校の場合は国籍もバラバラの人たちが1つのクラスに集まります

海外で生活することで価値観が変わるとはよく言われることですが、それは海外の人と接することでも同じことです。

 

海外の人は私たち日本人とは全く違う考え方を持っているので、お話ししてコミュニケーションを取るだけでも新しい発見はたくさん見つかります。

一つの国の人とコミュニケーションを取るだけでも多くの発見があるのに、違う国籍の人が何人も集まる日本語学校のクラスの教壇に立てば、毎日刺激的で有意義な生活を送れるようになるでしょう。

個性を出しやすい

 

教師のお仕事は物事を理解して学んでもらうことで、日本語教師の主な役割は学習者の日本語力の向上です。

最終的に生徒が日本語を理解し話せるようになればいいので、授業の展開は自分のアイデアや工夫を反映させやすく個性を出しやすいです。

 

実際に日本語教師の授業を見たことある人なら分かるかと思いますが、教える人によって授業の個性は全く違ってきます。

日本は和の心を大事にする伝統文化を始め、アニメや漫画などのポップカルチャー、季節に応じた年中行事など、とにかく授業の材料に出来るネタが多いので自分の興味ある分野をお仕事にしやすいです。

 

もちろん自分が好きなことよりも学生の興味を惹きつけることのが大切ですので、如何にして学生が興味を持ってもらえるテーマを選ぶかがカギとなります。