日本語教師を目指せる学校は全国にたくさん存在しますが同じ日本語教師を目指す講座でも、学校が違えば授業の内容や受けられるサポートも当然異なります。
そして、何より費用も変わってきますよね。
学校を選ぶ基準は通いやすさや知名度な人によって様々だと思いますが、中には掛かる費用を1番に重要視する人もいるのではないでしょうか。
お金を重要視する方は学校を決めた後に他の学校のが費用が安いことを知り、「こっちの学校を選んでおけば良かった…」という事態はなるべく避けたいものですよね。
そのような方のためにも、ここでは日本語教師学校ごとに掛かる費用を一覧にしてまとめてみました。
まとめた学校は全て文化庁届出受理講座を対象にしており人気も高いところが多いので、学校選びに悩まれている方は是非参考にしてみてください。
学校別で総費用を比較

記載している内容は2019年2月時点のものになりますので、確認した時期によっては一部内容に変更等ある可能性がありますので、その点はご了承いただけると幸いです。
また、学校によっては複数コースを用意しているところもありますので、一番メジャーだと思われる講座をピックアップして記載しています。
費用は入学金、受講料、教材料など全ての費用を含めた総費用となります。
※消費税の有無が確認できなかったものは、(税込)という表記を外しております。
IAYインターナショナルアカデミー | 総費用:556,853円(税込) |
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札幌国際日本語学院 | 総費用:493,000円(税込) |
仙台ランゲージスクール | 総費用:563,760円(税込) |
ヒューマンアカデミー | 総費用:649,800円(税込) |
日本語学校ジャパン・スクール・オブ・ビジネス | 総費用:507,600円(税込) |
SMI言語教育学院 | 総費用:580,000円(税込) |
アークアカデミー | 総費用:565,920円(税込) |
インターカルト日本語学校 | 総費用:571,600円(税込) |
KEC日本語学院 | 総費用:555,600円(税込) |
京進ランゲージアカデミー | 総費用:490,000円(税込) |
アルファ国際学院 | 総費用:529,200円(税込) |
ニューヨークアカデミー | 総費用:440,000円 |
アカデミー・オブ・ランゲージ・アーツ | 総費用:520,020円(税込) |
東京中央日本語学院 | 総費用:550,800円(税込) |
東京日本語センター | 総費用:700,000円(税込) |
ECC日本語学院 | 総費用:565,000円(税込) |
国際交流センター | 総費用:531,900円(税込) |
ワシントン外語学院 | 総費用:556,200円(税込)+テキスト代 |
東京明生日本語学院 | 総費用:550,000円 |
京都民際日本語学校 | 総費用:561,600円 |
平均総費用は551,000円
上記に挙げた20校舎の平均総費用を出してみたところ551,000円という結果でした。
一番高いところで700,000円、低いところだと440,000円と同じ養成講座でも260,000円もの金額差があることが分かりました。
3割近く差がありますので、費用を重要視される方は上の表を参考に入学する学校を検討してみてください。
もちろん金額が全てではなく、講師の質や就職支援など入学の決め手となる要素は他にも色々ありますので、あくまでも参考程度に留めて決めてみてください。
また、下記記事では費用以外のところでも比較を行っていますので、宜しければこちらも確認してみてください。

通信講座別で費用を比較

日本語教師は学校だけではなく日本語教育能力検定試験に合格するために、通信講座からでも目指すことは可能です。
多くの方は学校で学ばれるので通信講座を利用される方はあまりいらっしゃいませんが、せっかくなので通信講座別にも費用を比較してみました。
こちらは数が少ないので3校分だけ掲載しています。
アルク | 受講料:103,400円(税込) |
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たのまな | 受講料:132,000円(税込) |
ユーキャン | 受講料:59,000円(税込) |
ご覧の通りユーキャンが約6万円ほどで受講できるのに対して、たのまなは13万円と倍以上の差があります。
3校しか載せていないので平均値は出す必要はなさそうですが、ちょうど中間の位置にアルクの講座があることが分かります。
値段だけ見ればユーキャン一択で選びたくなるかもしれませんが、検定試験は合格率20%台の難関試験なので受講料だけで講座を選ぶのは危険です。
通信講座の場合合格しなければ意味がありませんので、価格よりも教材の質にこだわって選ぶのがポイントです。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
学校でも通信講座でも会社によって掛かる費用は結構な差があることが分かりました。
ただ、あくまでも最終的な目標はいかに安いところを選ぶのかではなく、日本語教師になることですよね。
安いからと言って選びたくなる気持ちも分かりますが、自分がしっかりと身を置いて勉強取り組める環境を見つけることが何よりも大切なので、講座選びは慎重に行うようにしていきましょう。