働き方改革が叫ばれる昨今の時代、日本人の仕事のスタイルは大きく変わりつつあります。
さらに、最近では新型コロナウイルスの感染拡大もあり、当初予定していたよりも数倍の早さで日本人の仕事観・ワークスタイルは変化を遂げています。
働き方改革ではこれまでの仕事の取り組み方を見直し様々な改革を政府は進めていくつもりですが、その中の一つに副業の解禁も含まれます。
以前までは日本の会社の就業規則には副業を禁止にしているところが多く、サラリーマンで副業をされている方はほとんどいませんでした。
しかし、最近になってからは副業を解禁する会社も徐々に増えつつあり、2019年以降には副業に関する就業規則を見直す取り組みも行う予定だそうです。
日本の景気は良くなりつつありますが決して安定した社会とはまだまだ言えない状況ですので、副業を行って本業以外の収入源を増やせられたらいいですよね。
副業というとwebデザイナーやライターなどのイメージが強いですが実は日本語教師の仕事も副業には向いており、実際に副業で日本語教師として働いている方は多いです。
2019年の1月にはお昼の人気番組「ヒルナンデス」にも日本語教師の副業の働き方が取り上げられ、在宅のお仕事としての働き方「オンライン日本語レッスン」が紹介されました。
コロナの影響もあり、オンラインレッスンは確実にこれからの日本語教育の主流になっていくことでしょう。
2021年には東京オリンピックが始まることもあり今後ますます日本語を学びたい外国人学習が増えてくるのは間違いないと思いますので、これから何か副業を考えている方には是非日本語教師の仕事をお勧めします。
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副業の働き方

日本語教師の雇用形態には専任講師と非常勤講師(アルバイト)の2つがあります。
大学の世界ではよく耳にする言葉なので知っている方も多いと思いますが、簡単に言えば専任講師は正規社員で非常勤講師は非正規社員です。
専任講師の場合は一般的なサラリーマンと同じくフルタイムで働くことになりますので、副業で専任講師として働くのは無理があるでしょう。
一方、非常勤講師はアルバイトのシフトのように自分の働ける曜日や時間数を予め報告し、それを基に担当する授業のコマ数が割り当てられるので比較的自由に働けます。
副業をする場合は多くの方が平日働いているかと思いますので、土日や祝日に副業として日本語教師の仕事をすることになります。
もちろん平日でも非常勤講師として働くことはできますので、土日に本業の仕事がある人は平日の休みの日に日本語教師の授業を受け持つといいでしょう。

在宅で働くことも
中には家事や育児のため外出できなかったり近くに日本語学校がなくて校舎まで通えないという人もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、自宅にいながら外国人の方に日本語のレッスンを行うオンライン日本語レッスンという形で働くこともできるので在宅で働くことをお勧めします。
先ほど番組にも取り上げられたと述べた通り、オンライン日本語レッスンはコロナの影響もあり今最も副業として働くのに需要があります。
英会話の講師にスカイプで英語レッスンを習うオンライン英会話のサービスがありますが、これの日本語版がオンライン日本語レッスンになります。
用意するものはネット環境、パソコン、マイクだけで、誰でも気軽に始めやすいので最近話題になっており、NHKなどのメディアにも取り上げられたりしています。
オンライン日本語レッスンは最近流行始めたサービスなので事業展開している会社はまだ少ないですが中でも有名なのがJapaTalkです。
JapaTalkでは1コマ25分という短い時間でレッスンを行い時間帯や授業のコマ数は講師の裁量で決められるので副業としてはまさに最適です。
2019年の時点で現在300人の方が講師として働いていますが、生徒数はその10倍近くもいるので如何に日本語学習の需要の高さが窺えることでしょう。
JapaTalkの講師になるには特別な資格はいりませんが書類審査とSkypeでの面接で合格する必要があるので、日本語教師養成講座の修了や日本語教育能力検定試験の合格などある程度の実績はあったほうがいいです。
現在本業で働いている人は

反対に現在本業で日本語教師として働いていて何か副業を始めようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
日本語学校は一般的な日本の会社と違い気風がよくあまり縛りもないので、最初から副業を認めているところが多いです。
本業の日本語教師の方が行うのに適した副業は、通訳や翻訳、テープライターといった語学に関するものが人気です。
どれも副業では人気のジャンルで専門性を問われることもありますが、日本語の学問でいえば働いてきた知識を活かせるので日本語教師にはとても向いています。
英語など他の言語が得意な方は、通訳や翻訳にはあらゆる言語の仕事がありますので自分の得意な言語で仕事を引き受けられるのも魅力的です。
仕事は企業が一般の方に仕事を公募できるクラウドソーシングというサービスを活用すればいくらでも探すことは可能です。
ランサーズやクラウドワークスでは仕事の発注件数は100万件以上と数あるクラウドソーシングサービスでも群を抜いて仕事が募りますので、仕事を探す際はこの2つを利用するといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今の世の中は、働き方改革によって昔よりも副業を解禁する会社が今後増えていくとと同時に、日本語学習の需要も増えつつある世界です。
日本語教師の副業はまさに「需要」×「需要」が掛け合わさったような立ち位置の仕事になっていくと私は考えています。これから副業を考えている方は是非日本語教師のお仕事をしてみてはいかがでしょうか。
日本語教師についてさらに詳しく知りたい方は、ネットで情報収集するのもいいですが専門学校の資料請求などで情報収集することをお勧めします。
ヒューマンアカデミーは30年以上のスクール運営実績があり、最近では副業の働き方を推しているので色々な情報を集めやすいです。
日本語養成講座の学校選びに迷われている方にもお勧めなので、無料で資料請求もカウンセリングも行えるのでひとまず情報収集したいだけの方は一度利用してみてはいかがでしょうか。