子供向けの英会話教室「ECCジュニア」は、CMでも有名なのでご存知の方は多いと思いますが、実は日本語教師を目指せるECC日本語学院という学校もECCグループでは運営しているのです。
ECCと言えば英語教育のイメージが強いので意外に思われるかもしれませんが、日本語教育の事業も行なっていて留学生向けの日本語学校も開校しています。
日本語と英語、違う言語ではありますが同じ教育というカテゴリではあります。
ECCでは長年の英語教育経験を通して教育に関する知見やノウハウには高い評価がありますので、日本語教育でも安定した実績があります。
ここではECC日本語学院の特徴や学校を選ぶ上でのポイントを解説していきますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ECC日本語学院のポイント
ECC日本語学院がオススメできるポイントは以下の通りです。
毎日留学生と交流できる
先ほども述べた通り、ECCグループでは日本語教師向けの養成学校と留学生向けの日本語学校の両方の事業を行なっていますが、どちらも同じ建物内で運営をしています。
そのため、外国人留学生とは毎日接するチャンスがあります。
初対面でしかも外国人なので初めのうちはあまり話しかける勇気もないかもしれません。
しかし、日本語の指導を学びたい学生と日本語自体を学びたい学生、目的は違えど双方に交流するメリットはあります。
交流することによってお互いの学習の向上に繋がりますので、ECCの生徒になられた時は留学生との交流は積極的に行なうといいです。
授業の一環で留学生への教育実習を行うこともありますので、友達は出来るだけ多く作っておくといいでしょう。
仕事終わりでも通える夜間コース
日本語教師養成講座は学習内容も多いので、平日の朝から夕方までみっちりと授業を行う学校は多いです。
フリーターや定年退職されているシニア世代の方であれば比較的学校にも通いやすいですが、社会人の方は平日の日中に通うのは難しいですよね。
ECC日本語学院ではそんな忙しい社会人の方のために、平日の18:30以降から授業を始める夜間コースを開講しています。
夜間コースでは夜にしか授業は行われないので、学習期間は12ヶ月と平日の日中のコースに比べると倍以上の期間が掛かりますが、社会人の方でも通いやすいという点では嬉しいですよね。
授業は平日のみで仕事終わりに通えるので、土日はしっかりと休んでオンオフの切り替えも行えます。
日本語教師を目指すために仕事を辞める必要もありませんので、働きながら通いたい方は是非オススメです。
担当講師による就職サポート
他の学校と同様にECCでも就職の支援は手厚く行なってくれます。
1つポイントなのが、就職サポートは就職カウンセラーに加えてクラス担任の教師も相談に乗ってくれることです。
一般的な学校ですと、専門の就職カウンセラーが履歴書の書き方や求人の紹介など手取り足取り教えてくれるのが基本的です。
就職支援のプロなので十分なサポートを受けることは出来ますが、就職カウンセラーは実際に日本語教師として現場で働いていたわけではありません。
一方で、クラス担任の講師は実際に日本語教師として働いていた方、あるいは現在も現場で活躍している方なので、日本語教師の採用市場については就職カウンセラーよりも熟知しています。
経験者からのアドバイスは何よりも参考になるものが多いので、講師から就職支援を受けられるのはECC日本語学院ならではの強みです。
開校校舎は名古屋校だけ
受講生からも評判が良く私としてもとてもお勧めしたい学校ではありますが、一つだけ難点を挙げるとしたら開校している校舎が名古屋にしかないことです。
最寄りは名古屋市の金山駅になりますので、ここの周辺地域の人でなければ通うのも難しいです。
ヒューマンアカデミーや東京中央日本語学院のようにWeb受講できるEラーニング講座もありません。
留学生向けの日本語学校は名古屋以外にも、金山、神戸、新宿といった地域にもありますので、もしかしたら今後それらの校舎で日本語教師養成講座を開講する可能性もあるかもしれませんが、現状そういったアナウンスはないようです。
なので、名古屋の周辺地域以外に住まれている方は別の学校で日本語教師を目指すようにしましょう。
他の学校についても知りたいという方は良ければ下記記事も参照ください。
